【概要】Lilac LS18(1959)
Lilac LS18は、1959年に発表されたマルショウの傑作であり、250cc縦置きVツイン+シャフトドライブという、
日本の二輪史でも類を見ないメカニズムを持つ。ヨーロッパ高級車に匹敵する構造美で知られる。
【主要スペック(代表値)】
| 型式 | LS18 |
|---|---|
| 年式 | 1959 年 |
| エンジン | 空冷4ストローク 縦置きV型2気筒 / OHV |
| 総排気量 | 247 cc |
| 最高出力 | 18 PS / 7,000 rpm |
| トランスミッション | 4速 |
| 駆動方式 | シャフトドライブ |
| 重量 | 約 165 kg |
【技術解説】
エンジンを縦置きに配置し、プロペラシャフトを通じて後輪へ駆動を伝える方式は、
当時のBMW Rシリーズを彷彿とさせるが、マルショウ独自の設計。
優れた直進安定性と独特のエンジンバランスを誇り、日本機械工学の粋を示したモデル。
【出典】
- Webike Japan 特集(Lilac LS18 – The Maker’s Legacy, 2024)
- marusholilac.com 技術資料
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