【概要】Kawasaki Z400FX(1979)
Z400FXは、1979年に登場した空冷DOHC・並列4気筒 398ccのミドルスポーツ。
キレのあるエンジンと軽快シャシー、当時の最新装備を備え、80年代初頭の日本の若者文化を席巻した。
“角Z”の愛称で親しまれ、今日もなお国産ミドルの金字塔として支持されている。
【主要スペック(代表値)】
| 型式 | Z400FX(KZ400E) |
|---|---|
| 年式 | 1979 年 |
| エンジン | 空冷4ストローク 並列4気筒 / DOHC 8バルブ |
| 総排気量 | 398 cc |
| 内径×行程 | 55.0 × 42.0 mm |
| 最高出力 | 約 43–45 PS / 9,500 rpm |
| 最大トルク | 約 3.6 kg·m / 8,000 rpm |
| 燃料供給 | キャブレター ×4 |
| トランスミッション | 6速リターン |
| 車両重量 | 約 190 kg(装備) |
| ブレーキ | 前ダブルディスク / 後ドラム(年式差あり) |
| 最高速度 | 約 170–180 km/h |
【解説】
Z400FXはミドルクラスでのDOHC直4普及を加速し、峠〜街乗りまで万能。
軽いハンドリングと伸びのあるトップエンド、そして角型タンク・キャストホイールなどの造形が当時の時代を象徴。
現代整備ではキャブ・点火・前ブレーキのリフレッシュが効果的だ。
【出典】
- Kawasaki Z400FX(KZ400E)国内資料
- 当時メディア・カタログアーカイブ
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