【概要】Honda CB72（Super Sport 250）
Honda CB72は1960年代初頭に登場した空冷4ストローク・SOHC並列2気筒（247cc）のスポーツモデル。
高回転型ユニットと軽量車体の組み合わせで「日常で使える高性能」を実現し、以後のホンダ・スポーツの原型を作りました。
カム制御の精度・始動性・耐久性が評価され、当時の欧州市場でも高い人気を博しました。
【主要スペック（代表値）】
| 型式 | CB72（Super Sport 250） |
|---|---|
| 年式（代表） | 1961 年 |
| エンジン | 空冷4ストローク 並列2気筒 / SOHC（2バルブ） |
| 総排気量 | 247 cc |
| 内径×行程 | 54.0 mm × 54.0 mm |
| 最高出力 | 約 24–25 PS / 9,500 rpm |
| 最大トルク | 約 2.0 kg·m（≈20 N·m）/ 8,000 rpm |
| 燃料供給 | キャブレター（ツイン） |
| 点火 | バッテリー & コイル点火（ポイント） |
| トランスミッション | 4 速リターン |
| 最終減速 | チェーン |
| 車両重量 | 約 150–166 kg（乾燥〜装備） |
| 燃料タンク容量 | 約 13 L |
| タイヤ | 前 2.75-18 / 後 3.00-18 |
| ホイールベース | 約 1,350 mm |
| 最高速度（公称） | 約 150–160 km/h |
