Vincent Rapide Series C(1948–1954)

Vincent

【概要】Vincent Rapide Series C(ブランドの基幹を成した汎用Vツイン)

Rapide Series Cは、戦後Vincentの屋台骨を支えた1000ccクラスの基幹モデル。乗用実用域での扱いやすさと長距離巡航性能に優れ、Black Shadowに比べ穏やかな味付けで多くのライダーに受け入れられました。エンジンを構造体として使う独創シャシー、堅牢な駆動系、整備性を考慮したパッケージングは、現代の視点でも非常に合理的。

【主要スペック(代表値)】
年式 1948–1954
エンジン 空冷4ストローク 50°V型2気筒 / OHV
総排気量 998 cc
最高出力 約 45–50 PS / 5,000–5,500 rpm
トランスミッション 4速
乾燥重量 約 205 kg
燃料タンク容量 約 18 L

【出典】

  • Vincent HRD 公式系資料 / クラブアーカイブ
  • 当時のカタログ・整備資料の抄録

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